「死後の世界」ってあるのかな?
って一度くらい思ったことありませんか?
・いいことをしたら天国に行けるのかな?
・死んだ後ってどうなるのかな?
考えだすとキリがなくて、小さい頃は学校の図書館でそればかり調べていた、ちょっと変わり者なやつでした(笑)
その答えが江原啓之さんの本「あの世の歩き方」に載っていたので、感想を紹介したいと思います!
知れば知る程、あの世は面白かったですよ(^O^)
死後はどうなるのか?
あの世生活のスタートは「眠りからの目覚め」で始まる
人は死ぬ間際、とても眠いそうです。(自殺以外は)
心臓の鼓動がなくなり、やがて死を迎えると、肉体と魂をつないでいる「シルバーコード」というものが切れます。
ここからは魂だけになるのですが、その始まりは眠りから覚める感覚からスタート。
死んだことに気づかない人もいます。
眠りから覚める瞬間は、お迎えにきてくれた人に起こされることが多いそうです。
親戚だったり、住んでいた土地の神様だったり人それぞれだとか。
自分が一番素直になれる人がきてくれるそうです!
死んだことに気づくのは、みんなの想いや念がきっかけ
この世の人の気持ちや念は、すべて故人に届きます。
「死ぬ間際、声だけは届いているから話しかけろ」と言いますが、あれは本当だったんですね。
死んでからも故人に想いは伝わるので、この世の人が
「あなたは死んだのよ、天国でゆっくりしてね」
と想うことで「死んだのか…」と気づくのです。
お葬式をするのも、故人に亡くなったことを気づかせてあげるため。
残された人が悲しみすぎたり、気が気でない状態でいると、亡くなった人が心配になり、天に旅立てなくなるので注意が必要です。
臨終の場面はとてもリアルで、パニックになる人もいる
死んだことでパニックになり、お迎えに気づかなかい人もいます。
この世への執着が強く頑固な人は「私は死んでない!!」と死を受け入れることができず、地縛霊になってしまうそうです。
自殺したらやり直し
自殺は「学びを放棄」することであり、死んだからといって楽になることはありません。
あの世では反省を散々したあげく、悲しいことに、もう一度1からやり直し。
また同じシチュエーションで生まれ変わることになります。
あの世ってどんなところ?の謎
魂レベルによって行く場所が違う
あの世は「自分の心を投影する感性の世界」と江原さん。
魂のきれいな人ほど上層階に行き、醜い人ほど下層部に行くそうです…
上の階の人は朝焼けのような場所で、優しい人同士、自由気ままに過ごすそうです。
下の階に行くほど俗世に近い場所となります。
自分の魂レベルと同程度の人と一緒に過ごすことになります。
意地悪なら意地悪同士、ケチならケチ同士。
この世での生き方であの世の階層が決まるので、この世でどんな生き方をするかにかかっているのですね。
あの世での旅の目的は今世の反省と気づき
亡くなった後は、あの世のことを知るために学校へ行きます。
あの世の仕組みを教えてもらえるそうです。
諸々の準備が整うと、後は一人旅が始まります。
その旅の目的は「今世での反省と気づきを得る」ということ。
人生全てを振り返ることになるので、生まれてから死ぬまで、全ての行いを総復習することになります。
地獄はないけど、似たところはある
地獄という場所はありません。
ただ、あの世で過ごす場所は自分の心を映し出した場所なので、自分の心が地獄のようになっていると、地獄のような場所で過ごすことになります。
自殺して苦しいならいつまでも苦しい。
意地悪ばかりして生きてきた人は、意地悪人間だらけの場所で過ごします。
先に死んだペットにも会える
先立たれたペットたちにも、死後は再会を果たすことができます。
お迎えで登場することが多めだそうです。
ただ、ペットと人間が行く場所は違うので、お迎えにきてくれた後は、また別々の場所へ移動することになります。
この世で憎みあっていても、死後はオフサイド
この世でひどく憎みあう人もいます。
しかし、死後は「あの時はごめんね」「こちらこそごめんね」とオフサイドな状態になるらしいです。
どうしても会いたくない人には会わないので大丈夫だそうです。
「この世じまい」を考えるタイミングは40代
「この世じまい」を考えるタイミングとしては40代がベスト!なんだとか。
「縁起でも悪い!!」って最初は思ったんですが、「墓じまい」「お金のこと」など、残された家族がもめないためにも、コツコツと準備しておくことはとっても重要。
遺産相続争いの光景は地獄絵図ですからね!
まとめ
死後の世界の仕組みが詳しく分かり、かなり勉強になる本でした。
同時に
生前整理のこと、自分が死んだ後のこと、大切な人が亡くなった後のこと、自分がどうふるまうべきかも分かりました。
何事も、準備って大事ですね。
終活は40代から始めるのがベストなのは少し驚きましたが、何事も早めに始めて損はないのかもしれません。
「令和版 理想の最期」を見ながら、そろそろ自分も終活を始めようと感じた今日この頃でした。


