勉強法まとめ!管理栄養士の国家試験を独学で一発合格するためにやったこと

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短大卒の管理栄養士、羽田です!!
短大や専門学校卒の栄養士って、実務経験後に国家試験を受験しますよね。
正直とっても大変ですよね!?

・仕事で帰宅が遅く、疲れて勉強どころではない
・家で残業が当たり前で勉強する暇がない
・独学なのでくじけそう

私は短大を卒業後、保育園に就職して3年半の間、悲しいことに全く勉強しませんでした。(というか、テキストさえ買ってない…)
勉強って何?って感じ。
そもそも就職先が3年目の受験日に休みをくれなかったので、結局4年目に受験しました。


そんな私、当時付き合っていた彼(現夫)がニートだったので、私が管理栄養士にならないともれなく2人とも貧乏。
もうデートは公園しか行けねぇよってね。
結婚なんて到底無理よ?

だから、不合格すなわち「死」って感じだったんですよね。

そんな崖っぷちに立たされた貧乏女子の私が、国家試験に1発で合格した勉強法を紹介します。

この記事には、広告・プロモーション等含みます。

 

崖っぷち栄養士の国家試験対策

とにかく危機感を持って短期集中を狙う

既卒者が国家試験に挑むために必要なのは、ずばり
危機感を持って集中力を爆上がりさせること。
だと本気で思います。

・1発で合格しなかったら二度と受験しない
・合格しなかったら管理栄養士としての資格手当、月3~5万を失うことになる
これくらいの危機感を常日頃持つと、たぶん勉強時間は隙間の15分でもだいぶ集中力が上がると思います。

そうでもしないと、既卒者栄養士の勝算はだいぶ低いのです。

精神科医、樺沢紫苑先生の読書脳という書籍でも15分単位で短期集中することが大事だと綴られています。

だからこそスケジュール管理はとっても大切。
そして隙間時間を見つけたらどうするか?
スマホいじりではなく、勉強です!!
とうわけで、まずはスケジュール管理から!

 

 

スケジュール管理を徹底する

メンタリストDaiGoさんの「超戦略ノート術」でも紹介されている「後方プランニング」という方法でスケジュールを組み立てました。

当時はまだこの方法を知らなかったので、この本を読んだとき、「私って天才じゃね?」と自己満足したくらい効果は抜群なので、おススメです!!

1)試験日から逆算しておおまかなスケジュール・目標を決める


(メンタリストDaiGo 超戦略ノート術より引用)

まずは、試験日から今現在の日程を逆算して、自分がどういうプランで動くのか?大まかに決めます。

スケジュール帳やカレンダーにざっくり書くと分かりやすいです。

私の場合、10月から勉強を開始したのでこんな感じに計画していました。↓↓

【最終ゴール】
期限:3月中旬
管理栄養士国家試験に合格してサービス残業がない福利厚生のよい場所で働きたい。
年収アップしたい。
合格ライン6割以上をとるために、問題集の正答率7割超えを目指す。
【アクション】
期限:試験2日前
ストレスを緩和するため休養をとる。
苦手な科目だけ少しやる。
絶対に体調を崩さない。
【アクション】
期限:試験2週間前(2月後半~)
苦手な部分だけの問題や暗記に取り組む期間。
この地点で応用問題の6割の正答率を目指す。
【アクション】
期限:試験2カ月前(1月~)
応用問題に取り組み始める。苦手科目に取り組む時間増やす。
【アクション】
期限:試験3か月前(12月末日)
クエスチョンバンク問題集を3回完了しておく。正答率7割を目指す。
【アクション】
期限:10月~12月
クエスチョンバンク開始する。
1回目→ざっと全て通る
2回目→1回目でできなかった問題、できたけど自信のない問題通る
3回目→1,2回目でできなかった問題のみ通る
まぁ、要は、目標設定ってやつです。
最低1枚の紙と自分の心にさえ刻めばOK。

自分が何月までにどう動くのか、どういうプランでこの試練を乗り切るのか、予定を立てておくだけでだいぶ違うので、騙されたと思ってやってみて!

2)細かいスケジュールを決めていく

大まかな計画が決まったら、週ごとのかいスケジュールを決めていきます。
週間予定表ってやつです。

気を付けたいのが、細かすぎると、こなせなかったときに「やる気が落ちる」という弊害があるので、ざっくりの方がおすすめです。

例)
【10月1週目~】
・栄養学10問解く、公衆衛生5問解く、臨床栄養学10問解く など

【11月2週目~】
・応用栄養学1週目終わらせる、人体と構造2週目終わらせる、栄養教育論の苦手部分総復習する
ここで気を付けたいことは、得意な科目と苦手な科目をくっつけて勉強するってこと。

とくにやっつけたいのは苦手科目なので、頭がさえてる時、やる気がある時に勉強しておきましょう。

重要なのに、苦手になりやすい項目は以下の通り。

・基礎栄養学
・応用栄養学
・人体の構造と機能
・臨床栄養学
初期の頃、人体の構造とか本当に意味不明でした。
はぁ…?って感じからスタート…。

でも、出るよ!!容赦なく苦手なとこついてくるよ!!って思いながら勉強しよう。

「得意!!」と思えるくらいまで問題を解く&頭に叩き込む!!
これが試験必勝の鍵となります。

3)自由に何でもしていい日(勉強を補填する日)を作る

「スケジュールを立てていても、予定通りこなしきれなかった…!!」
そんな日は普通にあります。
だって人間だもの(みつを)

そんな日のために、補填日を作ると心に余裕ができます。
補填日で、週の計画でできなかったことを補いましょう。

休日は絶対必要

休日は必ず作りましょう!!スケジュールにも組み込みます。

ぼーっとする、マッサージ受ける、モンハンする。
なんでもあり。
適度にストレスを発散させることで、翌日からの勉強の意欲を補います。

私は高校受験時代「休みは罪」と思っていた節があるのですが、結局、受験ぎりぎりでストレスで体調崩して受験は詰みました。泣いたな~。

ストレス発散は大事な受験勉強の一つですよ!!

 

勉強方法を工夫して短時間で脳みそに叩き込む

 

 

①最新のクエスチョンバンクを3回通る
②応用問題
③自分専用の苦手部分を抜粋した参考書を作り、隙間時間に覚える。
④誰かに苦手部分の問題を出してもらう

⑤勉強場所をたまに変えて気分転換
⑥6時間は必ず寝る

最新のクエスチョンバンクを3回通る

おすすめ理由が
・図解(イラスト)が多いこと
・初心者でも分かりやすい説明であったこと
が大きいかな。

これに加えてレビューブックがあれば、分からない問題が出てきたとき、なんとか理解するところまで辿り着きました。
仕事の合間は、1問1答集をやるのもおすすめ。


クエバンの解き方はこんな感じ↓↓
1回目…とにかく全てサーっと通って、どんな問題が出るのか把握する。
―――――――――――――――
2回目…1回目に間違えたところ。合ってはいたけど、自信のないところを通る(その都度調べて仕組みや考え方を理解する)
―――――――――――――――
3回目…2回目で解けなかった問題を通る
3回ほど本気でクエバンを通ると、最終的には問題を見ただけで、どれが答えがおのずと分かってきます。
(というか分かってなかったらダメ!!と思いながら勉強しよ!!)

そうなれば合格点。なかなかいい感じです。

こんな高い本購入するんだもん。
絶対に1回で試験は終わらせたいよね!!

応用問題で総仕上げ

クエバンだけでは、さすがに応用問題までは対応できませんでした。

合格を確実にするためにも応用問題集を解くことをおススメします。

私は女子栄養大学が出した本を、1問につき2時間くらいかけて解いてました。
時間の無駄のようで、思考力がつくから時間ある人はやってみて!

応用問題を解いていると、基礎問題の復習にもなります。
そして、とにかく国試って全部が応用問題みたいに見えてくるから。

自分専用の参考書を作り隙間時間に覚えよう。

勉強をしていると、おのずと自分の弱点がはっきりとしてきます。
その弱点だけをまとめた自分専用のミニノートを作り、隙間時間や遊びの時間にパッと開いてみると、意外と覚えることができます。

自分が苦手なことは、1週間以内に2~3回以上は思い出すようにしてみましょう!
記憶って前頭葉から側頭葉に移動させないとすぐに忘れるらしい!!
側頭葉に移動させるには「この情報は大切」って思わせることが大切!
その作業がこれ。

他にもこんな覚え方をしていました↓

【おすすめの覚え方3選】
・イラスト化してみる
・歩きながら声に出す
・要点を声に出して録音。それを自分で聞いてみる
他にも知りたい方は、世界一やさしい超勉強法に色々な勉強法が紹介されているので、とりあえずこれ読んでから勉強する方が効率上がるかも!!
育児本にもなるよ。

誰かに苦手部分の問題を出してもらう

たまに、自分以外の誰かに問題を出してもらうのもありです。
特に苦手部分はおすすめです。

「この問題、〇〇ちゃんに出してもらったやつ!!」と記憶と連想して思い出すことができるので、案外使えるテクです。

勉強場所をたまに変えて気分転換

カフェ、公民館、図書館など、たまに勉強場所を変えると気分転換になります。
「あの場所でこの勉強した!!」とか意外とすごく記憶に残るよ!
スタバとか最高です。

6時間は必ず寝る

勉強する人にやりがちなのが、不眠不休で勉強すること。

でも絶対に絶対にダメ!!6時間は必ず寝ましょう。何が何でも。

じゃないと、脳が二日酔いみたいな脳疲労状態になります。

脳疲労なんてなったら、勉強どころか、仕事もうまくいかない、イライラして大変なことになりますよ。

まとめ

管理栄養士国家試験を独学で合格するのはとっても大変!!
だからこそ、すごく工夫が必要です。

でも、しっかり計画を立てて勉強すれば、独学でもなんとかいけます!
あとは体調管理は勉強より大切。

管理栄養士になると、

・就職の幅が広がる
・お給料が上がる
・親が喜ぶ
・尊敬される
・結構モテる
・育児で一時退職しても復帰する時にすぐに就職が見つかりやすい
というメリットがついてきます。

絶対合格する!!という気持ちがあればきっと大丈夫です!!

国家試験、頑張って下さいね!

追伸:社会人向けの勉強法ベストセラー本を読もう

最近読んだ本で
「この方法を試していたら、もっと楽に合格できたかも」
と思う本と出会いました。

読んでみた感想はこちら↓


まだ国試までに時間がある人は、是非この方法で勉強しておくと後で絶対楽だと思います!

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